地震…そして思う事。

投稿日:2024年01月29日

ブログを閲覧いただきありがとうございます。

 

設計担当をしています安藤です。

 

 

 

 

元日夕方に発生した能登半島地震。

 

被害に遭われた方々が、この新潟にもたくさんいらっしゃいます。

 

私、設計という立場でどこまで出来るのか…と考えてしまいます。

 

 

 

 

新潟市西区などで多く起きた 液状化現象

 

昭和39年の新潟地震でも

 

大きなコンクリート造の共同住宅が倒れたりと被害がありました。

 

液状化現象

 

 

私が産まれる以前の出来事ですが、

 

子供の頃から嫌と言うほど写真で見てきた被害状況です。

 

 

 

 

建物が重いほど被害が大きくなりやすい現象ですが、

 

比較的自重(建物自体の重さ)が軽い木造でも重さのバランスは重要です。

 

 

 

 

現在、私が手掛けている構造検討では、

 

もちろんその辺は当たり前のように考え、対策はしています。

 

 

 

 

しかし、液状化となるとそれだけでは賄いきれない被害が発生しています。

 

外部の配管がやられてしまう…

 

駐車場の土間が沈んでしまう…

 

そんな状況を目の当たりにしています。

 

 

 

 

新潟の大地震は約60年前の出来事です。

 

これくらいのスパンで起きる「かも」しれない出来事に

 

どこまで対策を講じておくのか?

 

 

 

 

全てお客様に「金額」という点で負担がかかってきます。

 

 

 

 

保険で備えておく…これも「金額」です。

 

「かも」の出来事と「金額」と「設計者の考え」

 

何より「お客様の考え」をよく熟知して今後の住宅計画は進むべきです。

 

 

 

 

現在住まわれている土地の状況、これから購入する土地の情報

 

このネット社会ですから各地域の

 

津波ハザードマップ・液状化ハザードマップ等が

 

行政より発信されております。

 

新潟市ハザードマップ

 

 

ハザードマップ(新潟市ホームページ)

https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/bosai/hinanjo/kouzui_hinanchizu/tsunamihazard/index.html

 

 

 

避難時に慌てる事のないよう

 

この家の位置でどれくらいの浸水が想定されるか

 

家族で共有認識として持たれていた方が良いですね。

 

 

 

 

避難場所もそうです。

 

ブログを書きながら、自分にも問いかけております。

 

 

 

 

当社は新築だけでなくリフォームにもかなり力をいれている会社ですので

 

ちょっとしたご相談もお待ちしております。

 

2024年1月29日 投稿|