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こんにちは!
設計士の高橋です。
4月に入りようやく新潟もすこしづつ暖かくなり
春に近づいている実感がする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は令和6年度補正予算で盛り込まれた
「子育てグリーン支援事業」についてお話をしたいと思います。
昨年公表があってから、弊社にも沢山お問い合わせがありましたが、
今回の補助金の中でもとりわけ注目度が高いのは
「GX志向型住宅」に対する補助金です。
現在お家作りをご検討の方はご存じかと思いますが、
今回の子育てグリーン支援事業で、
長期優良住宅に対する補助金額80万円に対して
GX志向型住宅は160万円と倍額の補助額が用意されています。
公表当初は詳細がわからず、
太陽光発電システムは必須なのか?
高度エネルギーマネージメントシステムの詳細は?
などなど色々と疑問がありましたが
今年の2月に詳細が発表となり、条件が具体的になりました。
注目したいのは、新潟などの多雪地域は
太陽光発電システムなどの再エネを含む
エネルギー消費量の削減率の要件が外れたことですね。
省エネ性能
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一般 (右記以外)
|
寒冷地または低日射地域
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多雪地域または都市部狭小地等
|
①断熱等性能等級
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等級6以上 | 等級6以上 | 等級6以上 |
②再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量削減率 |
35%以上 | 35%以上 | 35%以上 |
③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量削減率 |
100%以上 | 75%以上 | (要件なし) |
④高度エネルギーマネジメントの導入 |
「ECHONET Lite AIF仕様」に対応する「コントローラ」として、一般社団法人エコーネットコンソーシアムのホームページに掲載されている製品を設置すること |
また「高度エネルギーマネジメントの導入」
いわゆるHEMSの要件、対象製品なども公表されました。
コスト的に太陽光発電システムをご検討であった方であれば
そう大きな違いはないかもしれませんが、
太陽光発電システムをご検討でなかった方も
今回のGX志向型住宅の補助金取得に向かわれる方が多くなると思われます。
また今までの補助金は
「子育て世帯であること」が条件の一つでしたが
このGX志向型住宅は、その世帯要件がないことも注目です。
今回の補助額は160万円と、とても大きい額の補助金なので、
ここに集中するのでは?と考えると予算額が気になるところです。
長期優良住宅と認定低炭素への予算額1350億円に対して、
GX志向型は500億円と半分以下…
予算がどこまで持つかがポイントになりそうです。
ダイケンアーキテクツでは
GX志向型住宅に対するスペックとしては
断熱等級6はもちろん、
エネルギー削減率も標準でクリアできるスペックとなっておりますので、
HEMSの導入に少しだけお金がかかりますが、
今回のGX志向型に関しては取得しやす状況です。
国の補助金に関しては予算に限りがあるため、
建築をお考えの方、また補助金を活用されたい方は
お早目にご相談ください!