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ランニングコストを抑えた家づくり
新潟は夏暑く、冬寒い。日本の中でも特に温度差の激しい地域です。
そんな地域特性を活かし、夏は涼しく冬は暖かい暮らしを目指し、冷暖房費のランニングコストを抑えた家づくりをご提案いたします。

自然の力を利用する「パッシブデザイン」

ダイケンアーキテクツでは太陽に素直な設計=パッシブデザインを基本に間取りを考えます。日照シミュレーションを行い、冬は日差しをたっぷり取り込みあたたかく、夏は軒で日差しを遮り涼しく過ごせる住まいをご提案します。自然の条件を活かし、これと折り合いを付けながら、なるべく少ないエネルギーで1年を通じて“心地よい”空間をつくり、しかも光熱費の負担を長きにわたって小さくする、つまり低燃費の家を実現します。将来エネルギーコストが上昇する可能性を考えると、パッシブデザインは次世代の住宅仕様のあるべき姿の一つです。

パッシブデザインイメージ

高性能断熱材
「セルロースファイバー」を標準採用

主原材料は新聞古紙で、これにホウ酸で難燃性能等を付加しています。新聞紙は元をたどれば木材。つまりセルロースファイバーは、天然の木質繊維を原料とする断熱材です。木質繊維一本一本の中には小さな空気の粒があり、さらに太さの異なる繊維が絡み合って空気の層をつくります。これらの相乗効果により、熱を伝えにくくし、高い吸音効果も生み出します。また、調湿効果、防虫効果も期待できます。環境先進国で標準採用されるこの素材を、ダイケンアーキテクツでも標準採用し、隙間ができないようにみっちり加圧充填し、長きにわたって断熱効果を維持させます。

セルロースファイバーイメージ

充填断熱と外張断熱の
ダブル断熱で独自の壁構造(オプション)

最高の断熱性能を確保するため、構造材の内外で同時に断熱するダブル断熱をオプション採用しています。外張断熱に用いるのが40mm厚のEPSです。この素材は第1次南極観測隊用の建物に使われています。その内側には透湿防水遮熱シートを入れて、EPSとの間に湿気を通す層をつくります。耐力面材はモイスを採用。地震や火災に強く、調湿・保湿性があり、天然鉱物が主成分なので有害物質を含みません。続く層が自慢の充填断熱、105mm厚のセルロースファイバーです。さらにこれを可変透湿気密シートで覆うことで、セルロースファイバーの透湿性能を活かし、気密を確保しながら冬は防湿、夏は調湿を行い、室内の快適性を高めます。天井には、175mm以上のセルロースファイバーを施工しています。また基礎には、50mm厚の板状断熱材XPSを施工することで、外気の影響を受けにくくしています。なお基礎断熱により冬でも床下は10℃以上を保つので、足下からの底冷えを防ぐだけでなく、水道管の凍結防止ヒーターも不要になり経済的です。この断熱技術によって、国土交通省が定める地域の断熱基準を大幅に上回る性能を発揮します。

ダブル断熱の説明

C値(相当すき間面積)は全棟気密測定を実施

すき間が無い家は、外からの冷気が入りにくく暖かい暮らしには絶対に必要です。C値は、建物全体でどのくらいのすき間があるかを表したものですが、北海道の基準は2.0㎠/㎡以下となっています。現場でつくる住宅は建物の形やつくり手によって、必ずすき間に違いが出てきます。ダイケンでは全棟で気密測定を実施し、北海道基準以下となっております。

気密測定

全棟で熱損失の計算を実施
UA値 外皮平均熱貫流率は、住宅の断熱性能を表します。数値が小さいほど性能が高いことを表します。国の基準とされているUA値は北海道の基準。全棟で熱損失の計算を行っております。
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