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安心して暮らせる家 - 自然素材 –

現在、あらゆる分野でグローバル化やハイテク化が進んでいますが、
もともと住宅は、世界中でその土地ごとの気候風土に合うように作られ、
進化してきました。
日本は地震が非常に多い国であるため、まず住宅には耐震性が求められます。
また高温多湿の気候のなかで家を長持ちさせ、
四季を通して快適に暮らす工夫が必要です。
そんな日本の気候風土で私たちがお手本とするのは、日本の伝統的な民家です。

かつての日本家屋には、健康的な生活を送るための数々のヒントが秘められています。
昔の日本家屋に使われていた素材は木材、石、葦、土などの天然素材で、
適度な調湿機能をもち、室内環境を常に新鮮に保つことができました。
それぞれの素材はゆるやかに呼吸し、蓄えられた湿気は外部に放湿され、
逆に外部の湿気を壁内に蓄えて必要に応じて少しずつ室内に放湿します。
ハイテクな機械による制御ではなく、自然の作用によって「ちょうどいい」心地良さを実現していたのです。

ダイケンがご提案する「自然素材でつくる家」は、

・無垢素材を使った「伝統の技術」
・耐震・断熱性能を向上させるための「最新の技術」
・洗練されたデザインの「上質な住まい」

これらを融合したあなただけの特別な住まいです。
そして古来の家づくりのように親から子へ、そして孫へと代々引き継ぐ
ことのできる高耐久な家を実現しています。

住む人にもやさしい長持ちする家

構造材 -木の強さ-
木は「2度生きる」という言葉があります。芽生えてから伐採されるまでが“一度目の生”。伐採された後、材木として始まるのが“二度目の生”です。木は、一度目の生となる樹齢以上の年月を経ると、強度が増し建材として成長を続けることがわかっています。これは人工的につくられた素材とは違う、無垢材のすごいところです。
構造材として古くから木材が利用されているのは、ただ強度が優れているからというわけではなく、圧縮・引っ張り・曲げの3つの強さが決め手になっています。実際に、3つの強さを計った実験でも、木はコンクリートや鉄と比べて数倍から数百倍の強度があることがわかっています。

内装材 -木の優しさ・心地よさ-
無垢材の家は、一歩入ると、心地良い木の香りがします。無垢の木の香りには癒し・アロマテラピーのような効果があります。これは、木に含まれる「フィトンチッド」という香成分に抗菌・殺菌や鎮痛などの鎮静作用があり、心身に優しく働きかけリフレッシュ&リラックスさせる効能があるからです。言葉で書くとわかりにくいですが、その空間にいれば誰もが感じられると思います。また木はセルロースやリグニンという成分で構成されています。これらは水分を吸収したり放出したりする働きをもち、部屋の湿度を調節する機能をもっています。

人にも地球にもやさしい素材

断熱材 -セルロースファイバー-
セルロースファイバーとは、天然の木質繊維のことです。回収された新聞古紙を主原料に防燃・撥水性能を付加しています。木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保ちます。自然の恵みが私たちに快適な暮らしをもたらしてくれる、まさに天然の力です。

呼吸する壁材 -珪藻土-
800万年前の植物性プランクトン(珪藻)が、長年にわたり海底や湖底に堆積して化石化したもので、昔から火に強い土として七輪、コンロ、耐火断熱レンガの原料、また現在はビールのろ過材として使用
されています。主成分はガラスと同じSiO2で、平均粒径0.05mmの珪藻の遺骸に無数の孔があり、その孔の内部に炭や活性炭と同じような細かい孔があいている超多孔質の鉱物です。旺盛な吸・放湿性を持ち、珪藻土の壁は室内の空気を調整してくれます。

健康塗料 -リボス-
自然健康塗料リボスは、アマニ油などの天然植物油・天然蜂蜜ワックスの原料を中心に、有害なVOCを全く含まない安全性の高い塗料です。自然塗料は浸透性の為、表面に塗膜を形成しないので「木」本来の優れた特性を最大限活かすことのできる塗料です。水をはじき、耐候性があり、深く浸透し、酸素透過性を有しているので、天然の木目を引き立ててくれます。幼児木材玩具としての安全性についても規格(DIN EN71Part3)に合格している信頼ある塗料を標準採用しています。

土に還る壁紙
長く付き合っても、飽くことない表情はインテリア空間を本当の安らぎで満たします。織物、珪藻土、漆喰、和紙 etc.自然の育んだ個性豊かなサーフェスたちが、住む人を心から和ませてくれます。土に還る、環境負荷の少ない素材だから、家の中でも自然と一緒に呼吸できる、人にも地球にもやさしい壁紙です。

3.家づくりの流れへ