動線を再構成。「広くて寒い」から「暖かくて生活しやすい」住まいに
80年の間に何度か修繕を繰り返してきたH邸。
家の随所に息づく代々の伝統や尽きない思い出は壊し去るにしのびない。
かといって、家族4人が日々を暮らすには
不便で、暗くて、寒過ぎる。耐震性能もおぼつかない。
ゆったりと時間が流れる古民家のよさを生かしながら、
安全に、快適に、健やかに生活を楽しめる家にするために
生活動線を大胆に再構成。
和室を中心に10室以上あった居室を整理し、
利便性と家族のコミュニケーションを重視した
暖かくで生活しやすい空間へと進化させた。