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皆さんこんにちは!
設計の高橋です。
4月に入り、気温が上がったり下がったりとまさに三寒四温。
こういった四季の変わり目を感じられるのも日本ならではですね。
穏やかな日が多くなったきた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
本日は、報道などで耳にされたことがあるかもしれませんが、
木造住宅の業界を大きく騒がせております、木材の高騰、供給不安という事象について。
「アメリカでの住宅需要の高まりで木材が高騰している。」というようなニュースをご覧になられた方もいらっしゃるかと思いますが、このコロナ禍でアメリカの住宅需要はかなりの高まりを見せ、SPFやホワイトウッドなどの輸入材が高騰している状況です。
アメリカと同じく、いち早くコロナ禍からの景気回復ぶりが突出している中国での建築需要の高まりなど、世界的な理由で住宅に使用する木材が値上がりを見せています。
また、高騰だけならまだしも、このコロナ禍でコンテナの不足により、「そもそも日本に木材が入ってこない…」という状況も相まっています。
3月下旬頃より、弊社にも木材の供給業者さんから多くの情報が寄せられていますが、その状況は今まで経験したことのない様な深刻さです。
弊社では構造材として、柱は国産杉材、土台は桧を使用しております。
強度の関係上、梁などの横架材は赤松や米松などを使用しております。
国産材も輸入材の高騰や不足をうけて、値上がりやそもそもの供給の不足が進んでいます。
弊社としても現在お打合せ中のお客様、ご契約中のお客様に関して、すでに供給業者さんからは確約を頂いておりますが、今後半年、一年までに至っては今までの価格での供給は難しくなる見通しです。
このウッドショックに関しましては、世界的な物流の仕組みからくる部分も含んでおり、あとどのくらいで影響が収まるのか?などは今のところ全く読めないような状況となっております。
しかし弊社としまして、これからお家をご検討されているお客様一人でも安心してお家作りをして頂けるよう、随時の情報発信を心がけてまいりますので、よろしくお願い致します。