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食欲の秋。
最近、食べ物ドラマにはまっている設計の小林です。
家づくりの中でお客様が一番悩まれる空間や設備は
キッチンという方も多いのではないでしょうか?
キッチンでは様々な作業が行われます。
シンクで洗い物、調理台で食材を切る、コンロで熱を加える。
電化製品も冷蔵庫・炊飯器・電子レンジやオーブン・コーヒーメーカー…。
パントリーには食品をストック。
食器類・調理器具も結構かさばります。
また、キッチンでの作業には流れがあります。
まず買い物から帰って食品・備品をパントリーや冷蔵庫にストック
▼
パントリーや冷蔵庫から取り出したものを洗う
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下ごしらえ→火にかける→お皿によそう→配膳
できればこれらの作業動線も短くしたいですが、家の間取りも絡みますので
うまく計画するのはなかなか難しいです。
あと気を付けたいのが、冷蔵庫の位置。
冷蔵庫は料理をする人だけでなく、
料理をしない家族も出し入れで利用します。
料理の最中に後ろを通って冷蔵庫は意外と危険です。
仕方がない時は一般的な間口の2275mmより少し広くする事をお勧めします。
しかし、広げすぎると作業する歩数が増えて効率が悪くなります。
料理は意外と段取りが大変です。
特に家族の人数が多い場合などは広い調理スペースや
置場のあるサイズのキッチンを選んだ方が使いやすいと思います。
見た目やデザインだけでなく機能性も重視して安全で使いやすい作業空間にしてください。