夏の暑さ、冬の厳しい寒さ

投稿日:2018年06月30日

こんにちは!

設計の高橋です。梅雨入りして比較的涼しい天気が続いていましたが、一昨日より気温は夏日。

蒸し暑さから梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか??

今回はそんな暑い夏の気温から、また冬の厳しい寒さからお家を守ってくれる、お家の機能のお話を少し。

新潟の気候に適した家づくりとは?

新潟の気候は、夏は暑く冬は雪国ならではの厳しい気候。

ただ新潟市内においては寒冷地ではないんですね。ただし寒冷地ではないといっても冬は寒い

冬景色

そんな中でとても大切になってくるのがお家の性能です。

性能といえば耐震性、省エネ性、維持管理など様々ありますが、暑い、寒いにかかわるのが省エネ性能です。

弊社でも様々なお客様と日々お打合せを重ねて、大切なお家づくりのお手伝いをさせていただいておりますが、お客様が何を重視されているかの価値観は本当に様々です。

その中で多いものの一つに暑い夏、また寒い冬でも快適に過ごしたいというのが最も多いご要望の一つ。

そのようなご要望いただいたお客様へのご提案の一つが断熱材の選定。

断熱性能、または機密性能の高いお家のメリットは、ただ快適なだけではなく、お家のランニングコストにも大きくかかわってきます。

最近のエアコンや暖房器具で性能の良いものはたくさん発売されていますが、その性能を生かすのも、もともとのお家の性能がよければこそ、最大限のメリットを発揮します。

断熱材の施工

こちらは現在進行中の信濃川を望むロケーションのGarageHouse(ガレージハウス)の施工中の様子です。

断熱材施工1

選定した断熱材はセルロースファイバー、新古紙を再利用した環境にやさしいエコロジーな断熱材です。今回は高気密高断熱、また防音性能という点での採用。

セルロースファイバーのメリットは様々あり、高い断熱性能を実現するだけでなく、湿気を調湿しカビの発生やお家の腐食を防ぐ機能、高い防火性能、また、防音性能もあるため外の騒音など音の心配にもその機能を発揮します。

そして弊社が採用しているのが、内部の充填断熱にはこのセルロースファイバーを使用し外張り断熱もプラスしたダブル断熱による施工です。

断熱材

外部はこちらの板状の断熱材を使用。

このダブル断熱は北海道でも採用されている施工方法です。

ブログでは場所の詳細はお伝えできませんが、こちらの信濃川を望むGarageHouseではダブル断熱を採用し、換気も第三種の高気密高断熱のお家となっています。

セルロースファイバーの施工は最初の写真でご覧いただいた不織布を貼り

断熱材施工2

その不織布に穴をあけて断熱材を充填します。

断熱材施工3

断熱材の充填が終わると、しっかりとした気密を保つため、充填した開口部を塞ぎ気密シートを施工します。

気密を保つにはコンセント廻りや、スイッチの周辺などもしっかりとテープで密着。

細かな部分の施工も大変重要です。

快適なお家を実現するためには、お客様のご要望にあった断熱性能の選定はもちろんのこと、きちんとした丁寧な施工も重要です。

正確な施工の重要性はまたの機会にお話ししますが、快適なお家を実現するためにどのようなプランを、依頼した工務店が提案してくれるかも、お家づくりのパートナー選びの大切な要素の一つですね。

ダイケンアーキテクツでは心地よい暮らしを実現する、そんなお客様のより良いパートナーを目指しています。

お家づくりのご相談はぜひお気軽にお問い合わせください。

2018年6月30日 投稿|