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皆様今年も宜しくお願い致します。今年最初の新築ブログ担当の小林です。
この冬は暖かく本当に雪が降りません。良いのか悪いのか、個人的には車の運転が楽で助かります。
さて新年最初のテーマは「家事動線」です。
主婦(主夫)の皆さん、年末年始、家族の食事や大量のお洗濯で大変ではなかったですか?
それぞれのご家族で違いはあると思いますが、
大切なことは効率と利便性を意識した家事動線です。
では、どのようなプランが効率と利便性が良いのか?
家事のための経路の無駄をなくす、移動にかかる時間を短縮できる間取りを考えることが基本となります。
下の間取りではキッチンの横にユーティリティー、洗面脱衣室そして奥に浴室があり、ドア1枚で行き来ができます。いわゆる「回遊動線」にすることによって行き止まりがなく、両方向から部屋に行けるので、より家事効率がアップします。
では各部屋の注意点は?
「広いキッチンに憧れる」という方も多いですが、実は広すぎると無駄に動くことになり、調理の際の作業時間も長くなってしまいます。一般的にキッチンの収納背面からキッチン背面までは2275mmですがこれも作業のしやすさからきている広さです。
洗面脱衣室・ユーティリティーは洗濯から干すまでのことは考えていても、たたんで収納するまでの動線を考えていないと家事は楽にはなりません。洗面・浴室で使うタオルやパジャマ、下着だけでもしまえれば、それだけで負担の軽減になります。
上の間取りでは、洗濯機のある洗面脱衣室から室内干しができるユーティリティーにドア1枚で行き来ができ、「洗う→干す」の動線が短いので、家事効率アップにつながります。
今回は、家事動線をテーマに間取りのポイントを紹介しましたが、いかがでしたか?
住宅は家事を主に行う人の意見を聞かなければ後で後悔することになります。
また心配な点・解らない事が有れば設計士さんに遠慮せずに聞いてください。