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こんにちは、設計の小林です。
ここ最近は一気に秋らしく、そして涼しくなりました。スポーツの秋、食欲の秋ですね!
スポーツの秋に限らず普段から体を動かしている人、そうでない人それぞれだと思いますが…特に父さん!運動会で自分の体力を過信してはダメですよ。毎年何人か大胆に転んでいるのをこれまで見てきました(笑)
でもご存知ですか?ケガをする場所で一番多いのは学校でも職場でもありません。
住宅が一番多いのです。
今回は、意外と知らない住宅の危険についてお話したいと思います。
身近にひそむ危険
最近はシニアの方たちも体を鍛え、ジョギングなどされている方も見受けられます。
しかし多くの方は、日頃から腰や膝が痛くて自由に動かせなかったり、それに伴いケガをしてしまうケースもあるようです。
なかでも一番多く発生する場所が、住宅であるというデータ結果が出ています。
また、シニアの方に限らず、若いお父さんやお母さん、そして小さな子供たちの事故もやはり住宅が一番多いのです。
キッチンに立つお母さんのそばで火傷をしたり、階段で転んだり、お風呂で溺れかけたり。
ましてや新しい家に入居したばかりの時は、今まで住んでいたところとは感覚の違いも出てきます。
階段や玄関の高さ、ドアや引戸の位置や締まり具合等でもケガをするケースも。
安全な家とは!?
では家づくりにおいて気をつけたいところは…廊下の段差、家族の動線を考える、中途半端な高さの畳コーナーを設けない、照明やスイッチを適切なところ設ける…など。注意する点は数多くあります。
設備や内装も大切ですが、実際に自分や家族が朝起きてから夜寝るまでの行動を想像してみてください。イメージが湧かない、そんな時は是非設計士さんに相談してみてください。
また家の中だけではありません。外構にも気をつけてほしいポイントがあります。
段差にはフェンスや手摺を設ける、特にご高齢の方がお住まいであれば駐車場にはスリットや凹凸・滑りやすいような仕上げは避ける…など
毎日出入りする駐車場の位置も大切です。交通量、歩行者などにも気をつけてください。
家を建てられるときは、どうしても見た目や設備ばかりに目が行きがちですが、目に見えないところの危険予知も大切です。経験豊富な設計士さんやアドバイザーの話も参考に、自分たちの暮らしに合った家づくりをなさってくださいね。