断熱材で“変わる”お家の性能

投稿日:2018年07月15日

こんにちは、設計の高橋です。

この度は西日本地方の大雨、洪水において被災され、現在も困難な状況にある皆さまへ謹んでお見舞い申し上げます。

私どもは被災地から離れた新潟で、直接の支援などはなかなかできませんが、所属させていただいています工務店のネットワークなどを通じて、微力ながら救援物資などを地元の工務店さんなどにお送りさせて頂きました。

被災された皆様が少しでも早く普段通りの生活を送れるようお祈り申し上げます。

気づけば7月もあっという間に半ばを迎え、世間は海の日を含めた3連休となりました。

新潟は去年より20日程度も早い梅雨明けということで、連休初日から猛暑日が続いております。体調など崩していませんか?

私はお客様との打ち合わせや現場巡回など、お蔭様で忙しい毎日を過ごさせていただいております。

さて前々回のブログでは、セルロースファイバーという断熱材のお話をさせていただきましたが
、今回は発泡ウレタンについてです。

発砲ウレタン

写真は、現在新築施工中の新潟市西区・O様邸注文住宅の断熱材。

ボコボコした白い部分が発砲ウレタンになります。

メリットと他の断熱材との違い

この発砲ウレタン、弊社でも多くのお家で採用させていただいています。

そのメリットとして、高い断熱性能と気密性をある程度低価格で実現できます。

以前のブログで、建材自体が高性能でも施工がうまくいかないとその機能を発揮しきれない。とお話させていただきました。

断熱材などの施工はまさにその通りで、従来から住宅建築の現場で最も多く使われているグラスウールなど、現場で大工さんが手で充填していく断熱材などは、特に施工する人でムラが生じることもしばしば。

※グラスウールとは、ガラス繊維でできた綿状素材の断熱材です。

特に気密性に関しては、現場で十分に気密施工をしなければグラスウールなどの場合、意図せず隙間があいてしまったり、固定が不十分でしばらくして下がってきたりと現場施工によるリスクが多く考えられます。

発砲ウレタン施工中

今回の写真の発砲ウレタンは現場で隙間なく噴射して充填していくため、気密性にかなり信頼が持て、グラスウールなどの断熱材に比べても性能値は一緒なのに、「暖房の効きがよくなった」とお客様よりお聞きすることもしばしば。

たくさんの断熱材がある中で、選択肢の一つにされてもよいかもしれませんね。

暑い日が続いておりますがダイケンアーキテクツでは現場も着々と進行中

新築施工中1

新潟市西区・新築注文住宅 施工中現場

新築施工中2

新潟市中央区・新築注文住宅 施工中現場

明日は着工前の地鎮祭を行わせていただくお客様がいらっしゃいます。

私どもは年間100棟や200棟を建てるような大きい工務店ではありませんが、お一組お一組のお客様と共に心地よい暮らしをデザインする、そんなお客様のより良いパートナーを目指しています。

お家づくりのご相談はぜひお気軽にお問い合わせください!

2018年7月15日 投稿|